MAX 7 lcdとカラーパレットの作成
p.281〜
uziオブジェクトと
{moveto, lineメッセージ}を使用して、256色のカラー縦線を作る。
まず、movetoとlineによるメッセージが何を指定するメッセージなのか説明しよう。
{moveto x y, line α β}としたとき、その関係性は右のようなものを示す。つまり、線であるlineの長さそ指定し、それがxまたはyそれぞれどこから開始するかを指定することが出来る。
簡単に例を作ってみる。次の図を見てみると、まず、線のはじまりを示すxy座標は、100, 20であり、そこから線がのびている。
次に、そこからの線の方向性と長さであるが、150をx軸方向、
30をy軸方向へ行った先に着地する線となるので、斜め右下へ降りたようなものとなるのである。
では、実際にからパレットの作成へ移ってみよう。
まずはカラーバリエーションは256であるから、lcdのサイズを256×200に設定する。
uziは第3アウトレットから連続した数値を出力する。次に、uziオブジェクトで一気に256段階分の出力を行うなうわけであるが、uzi 256のままだと1〜256までとなるため、0が出力されない。そのため、-1オブジェクトによって0〜255段階の出力に変更する必要がある。
また、lcdオブジェクトはデフォルトでは黒ぶちの枠線があるが、これを解消したい場合には{border 0}メッセージを入力すれば枠線がなくなる。
これで、下図のような256カラーラインが表示できる。